電動機および発電機のオープンロータ槽向け高速絶縁紙挿入機。モータ製造におけるロータ槽および固定子絶縁用に設計されており、DMD、FDMD、NMN素材に対応しています。三菱電機のサーボモーター駆動で高精度インデックスを実現し、1槽あたりの処理時間は2秒以下で、正確なアラインメントとバリのない切断を達成します。自動給紙、切断、紙不足検出、およびクイックチェンジオーバー機能を備え、効率的なモータおよび発電機生産ラインに最適です。
オープンロータ槽に絶縁紙をラジアル方向に挿入する専用設備
1. 電源:単相3線式交流220V ±10% /50Hz、入力電力:2kW
2. エア供給:0.5MPaのドライ圧縮空気
3. 機械外形寸法(長さ×幅×高さ):1600 × 1000 × 1950 mm
4. 機械サイクル時間:1槽あたり2秒以下
5. 加熱方式:電気加熱
6. サーボインデックス方式、タッチスクリーンで槽数を設定、自動ピッチ計算機能付き
7. クランプ方式:シャフトクランプ方式
8. 用紙挿入後、スロットにしっかりと嵌まり、脱落しない。
9. 用紙はステータ中心に合わせて挿入され(偏芯しない)、一方の端板から1mm突き出る。
10. 適用絶縁紙:δ0.17–0.25 × 30–55mm / DMD、FDMD、およびNMN。
11. 絶縁紙切断後、バリやノッチがない。
12. モデルごとにシステムで用紙長さを設定。モデル変更時に自動切替(フィード長さの機械的調整)。
13. 加工後のロータシャフトに損傷なし。
装置機能:
手動ロード → クランプ → 自動用紙送り → 挿入 → インデックス → 挿入(最終スロットまで繰り返し) → 切断 → 完了 → クランプ解放 → 作業物アンロード
三菱サーボモーター、台湾TAFギアボックス、AIRTACシリンダー
紙不足検出
紙挿入ブレード(1個追加付属)
(参考画像のみ。最終設計は別途提示)